2017年01月06日

人吉 旅館たから湯

結婚記念日の旅行で、一年ぶりの人吉の旅館たから湯へ。
美味しい料理とすばらしいかけ流し湯のある、一日五組限定の宿です。

到着すると、お茶とお茶菓子でのおもてなし。
このとき、ロビーのテーブルの上に置かれている黄色いものに目が行きます。
人吉 旅館たから湯

尋ねてみると、仏手柑(ぶっしゅかん)というものだそうで、仏の手のような姿をした木の実。
南国の柑橘類なのだそうです。

部屋は昨年と同じ和洋室。
人吉 旅館たから湯
さっそくくつろいでしまいます。

夕食前に温泉へ。
人吉 旅館たから湯
木の階段を下りたところにある湯は、もちろん源泉かけ流し。
1分間に161Lも湧き出すナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉の源泉で、源泉温度が46℃なので、浴槽はちょうどいい湯温。
肌がぬるぬるすべすべする最高の湯質です。
人吉 旅館たから湯

あまりの気持ちよさに、いつまでも浸かっていたくなりそう。

さて、湯上りに一休みして、お楽しみの夕食です。

食前酒に松のお酒を。これがまたいい香りで、食欲がわき立ちます。
香煎として、松の実の入ったやさしい昆布だしをいただきました。
味覚が研ぎ澄まされる思いです。

先付:新筍とセリの白和え。
人吉 旅館たから湯
春の香りと彩りですね~!美味しい!

そして、美しい器に並べられた前菜。
人吉 旅館たから湯
ふくさ焼き、千両蟹・百合根クリームチーズ、からすみ大根、筒ごぼう海老しんじょう射込、黒豆蜜煮松葉刺し、チシャトウ西京漬け、千枝数の子糸かつお、金柑蜜煮、合鴨オレンジ煮。

正月の雰囲気も楽しめる一口一口が楽しい前菜。
ビールのあとは日本酒を注文して楽しみましょう。

向付:鯛松皮造りと鮪トロ角造り
人吉 旅館たから湯
盛り込まれている器もイイですね~。

お椀:花びらしんじょう
人吉 旅館たから湯
やさしい出汁がすばらしい~。見た目にも白が映えます。

炊合わせ:祝い盛車海老艶煮
人吉 旅館たから湯
食器の美しさも楽しみながらいただきます。
日本酒も、純米大吟醸(加賀の金沢加賀鳶)のあと、純米酒(山形の鯉川)を。

蒸煮:橙々蒸し
人吉 旅館たから湯
具だくさんの茶わん蒸しです。

箸休め:ゆず餅
人吉 旅館たから湯
日本酒は休まず進みます。
料理も酒もすばらしい~。

洋皿:和牛ヒレステーキ
人吉 旅館たから湯
これがまたとてつもない美味しい肉!!
焼き加減も最高です。
三種類の味の岩塩をつけていただきました。

そして食事。
人吉 旅館たから湯
小豆ご飯、赤だし、香物盛り合わせ。もち米も美味い!

デザートは苺大福です。
人吉 旅館たから湯
大福にぴったりのいちごらしい甘み酸味のあるいちごが入っています。

今回もまた大満足の美味しい夕食でした。

夕食後一休みして、旅館内のバーにまたまた繰り出しました。
昨年は響17年ハイボールと果実酒をいただきましたが、今回はいきなり果実酒を。
人吉 旅館たから湯
なんとマタタビの実を漬け込んだもの。もちろん初めていただきます。
妻はざくろ酒を。

つまみには、なんとロビーや部屋に飾られていた、あの仏手柑の砂糖漬け!!
人吉 旅館たから湯
バカラの器に入っているのが仏手柑の元の姿で、手前のスライスしているものが、つまみです。
仏手柑は生食はできないのですが、このように砂糖漬けにしていただくことができます。

確かにマーマレードやレモン皮のような柑橘系の香りが広がり、不思議な美味しさ。
貴重なものをいただくことができました。


*****

 
















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Posted by Winedays at 22:30│Comments(0)熊本県
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