2019年09月14日
サローネ2007
横浜の元町にあるイタリアンレストラン、「サローネ2007」。
奇跡的に予約が取れました。
2019年ナンバーワンになるであろう感動的なディナーでした。
まずはシャンパーニュでのどを潤しました。
本日のシャンパーニュはドラピエです。
ホテルからサローネまではすぐだったので、早く着きすぎてあたりをうろうろ散歩したせいで喉が乾いており、最初のシャンパーニュがなんと美味しかったことか。
A5サーロインのスピエディーノ
ゴージャスな一品です。これはサローネ定番の前菜なのだそうです。
中にはマッシュポテトが。
そしてトリュフの香りが絶妙で心躍ります。
食器や提供の仕方も心に残りますねー。
一口でいただきましたが、旨みが味覚を刺激してくれて、食欲は全開に。
茄子のカポナータ、冷たい目撥鮪
茄子のマリネの上に、ひよこ豆のクロケッタ(コロッケ)が乗り、その上には凍らせて脱水して旨みを濃縮したマグロのスライスが。
カポナータソースと、マジョラムやオレガノといったハーブも。
ものすごい世界を味わっている感じです。
技術力なのかアイデア力なのか・・・とても美味しい一品。
イタリアンパセリのヴァリエーション、海の幸とレモン
これも感動しました。イタパセが様々なタイプの料理になって重なっています。
イタパセのフリット、イタパセとレモンのクレマ、イタパセとホタテのスフォルマート、レモンのカンディート。
ホタテのジュと、ウニとホタテのタルタルで。
体験したことがない美味しさです。
鮮魚のヴァポーレ
金目鯛を飾りあしらうハーブの香り。素材のすばらしさを満喫。
タコやハマグリも入っています。
そして、ハマグリの繊細なだしがいい仕事をしています。
非常に手が込んでいる一品です、ほかの料理もそうですが。
南瓜のラヴィオローネ、スプリングバンクウイスキーチェダー
どの料理も、お皿はまるでキャンバスかパレットのよう。
南瓜のラビオリです。ウイスキーに漬けたスプリングチェダーチーズが乗っています。
一直線にひかれたソースはバルサミコとウイスキー。
目でも美味しく、舌でも美味しく、香りも美味しく、そして書き忘れていましたが、ワインとのマリアージュも見事なのです。
今日のワインはすべて料理に合わせたおまかせペアリング。
テリーナ・ディ・トンノ・コリッニョとサラミとクルミ
兎のテリーヌです。
セージ、ピンクペッパー、チコリの酢漬け、サラミとともにグリッシーニに乗せて。
これを一口でいただくと、口の中にミラクルなハーモニーが生まれます。
そして最後に兎と鶏のコンソメで後押しの旨みを楽しみます。
遊び心までもをくすぐる料理です。料理が小宇宙です。
タリヤン、ウズラのラグー、アルコリテッロとラディッキオ
タリヤンは細くアルデンテのパスタ。ウズラのラグーソースがあまりにも美味しくて、ばんざいしたくなります。
なんと美味しい料理なのでしょう。ワインとのマリアージュもこの料理が頂点です。感無量です。
実はここの料理長である弓削さんは、パスタ・ワールドチャンピオンシップに日本代表として参加される世界的な名シェフなのでした。
食事のあとに各テーブルを回ってあいさつされていて、いろいろお話もできました。なんと佐賀県出身なのだそうです。
仔羊、アプリコットとポルチーニトリフォラート
さらに襲い掛かる美味しい仔羊。こりゃあ、たまりません。
ポルチーニ茸と、コンポートしたアプリコットのソテーが添えられています。
ポルチーニのピューレ、ポルチーニ香る仔羊のジュ、ミントとともに。
デザートは意外な食材でした。
茄子、チョコ、バジル
水ナスをデザートに使うというアイデアは、イタリアにはよくあるのだそうです。新発見の美味しさでした。
茄子の上にはアマゾンカカオのソルベ、クランチプラリネ。青りんごとバジルのソース。
小菓子と食後のカフェ
お店の方のサービスの丁寧さといい、会話の雰囲気といい、スペシャル感が五感からしみこんでくる、すばらしいディナータイムを楽しめました。さすがです、SALONE2017。
また行きたいと思いますが、果たして予約が取れるのか・・・が心配です。
最後に、料理に合わせていただいたワインの写真を。。。
山形県のワイン、Grape Republic, Bianco 2018
マルヴァジーア Nicolini, Malvasia 2011
パーチナ Pacina 2013
ロンケット Barbacario, Roncketto 1993
ヴィナージュ Trinchero Vinage 2015
ヴァルポリチェッラ・ターゾ Villa Bellini, Valpolicella Taso 2011
食後に、山下公園の夜景を鑑賞してからホテルへと戻りました。
続く・・・。
*****
奇跡的に予約が取れました。
2019年ナンバーワンになるであろう感動的なディナーでした。
まずはシャンパーニュでのどを潤しました。
本日のシャンパーニュはドラピエです。
ホテルからサローネまではすぐだったので、早く着きすぎてあたりをうろうろ散歩したせいで喉が乾いており、最初のシャンパーニュがなんと美味しかったことか。
A5サーロインのスピエディーノ
ゴージャスな一品です。これはサローネ定番の前菜なのだそうです。
中にはマッシュポテトが。
そしてトリュフの香りが絶妙で心躍ります。
食器や提供の仕方も心に残りますねー。
一口でいただきましたが、旨みが味覚を刺激してくれて、食欲は全開に。
茄子のカポナータ、冷たい目撥鮪
茄子のマリネの上に、ひよこ豆のクロケッタ(コロッケ)が乗り、その上には凍らせて脱水して旨みを濃縮したマグロのスライスが。
カポナータソースと、マジョラムやオレガノといったハーブも。
ものすごい世界を味わっている感じです。
技術力なのかアイデア力なのか・・・とても美味しい一品。
イタリアンパセリのヴァリエーション、海の幸とレモン
これも感動しました。イタパセが様々なタイプの料理になって重なっています。
イタパセのフリット、イタパセとレモンのクレマ、イタパセとホタテのスフォルマート、レモンのカンディート。
ホタテのジュと、ウニとホタテのタルタルで。
体験したことがない美味しさです。
鮮魚のヴァポーレ
金目鯛を飾りあしらうハーブの香り。素材のすばらしさを満喫。
タコやハマグリも入っています。
そして、ハマグリの繊細なだしがいい仕事をしています。
非常に手が込んでいる一品です、ほかの料理もそうですが。
南瓜のラヴィオローネ、スプリングバンクウイスキーチェダー
どの料理も、お皿はまるでキャンバスかパレットのよう。
南瓜のラビオリです。ウイスキーに漬けたスプリングチェダーチーズが乗っています。
一直線にひかれたソースはバルサミコとウイスキー。
目でも美味しく、舌でも美味しく、香りも美味しく、そして書き忘れていましたが、ワインとのマリアージュも見事なのです。
今日のワインはすべて料理に合わせたおまかせペアリング。
テリーナ・ディ・トンノ・コリッニョとサラミとクルミ
兎のテリーヌです。
セージ、ピンクペッパー、チコリの酢漬け、サラミとともにグリッシーニに乗せて。
これを一口でいただくと、口の中にミラクルなハーモニーが生まれます。
そして最後に兎と鶏のコンソメで後押しの旨みを楽しみます。
遊び心までもをくすぐる料理です。料理が小宇宙です。
タリヤン、ウズラのラグー、アルコリテッロとラディッキオ
タリヤンは細くアルデンテのパスタ。ウズラのラグーソースがあまりにも美味しくて、ばんざいしたくなります。
なんと美味しい料理なのでしょう。ワインとのマリアージュもこの料理が頂点です。感無量です。
実はここの料理長である弓削さんは、パスタ・ワールドチャンピオンシップに日本代表として参加される世界的な名シェフなのでした。
食事のあとに各テーブルを回ってあいさつされていて、いろいろお話もできました。なんと佐賀県出身なのだそうです。
仔羊、アプリコットとポルチーニトリフォラート
さらに襲い掛かる美味しい仔羊。こりゃあ、たまりません。
ポルチーニ茸と、コンポートしたアプリコットのソテーが添えられています。
ポルチーニのピューレ、ポルチーニ香る仔羊のジュ、ミントとともに。
デザートは意外な食材でした。
茄子、チョコ、バジル
水ナスをデザートに使うというアイデアは、イタリアにはよくあるのだそうです。新発見の美味しさでした。
茄子の上にはアマゾンカカオのソルベ、クランチプラリネ。青りんごとバジルのソース。
小菓子と食後のカフェ
お店の方のサービスの丁寧さといい、会話の雰囲気といい、スペシャル感が五感からしみこんでくる、すばらしいディナータイムを楽しめました。さすがです、SALONE2017。
また行きたいと思いますが、果たして予約が取れるのか・・・が心配です。
最後に、料理に合わせていただいたワインの写真を。。。
山形県のワイン、Grape Republic, Bianco 2018
マルヴァジーア Nicolini, Malvasia 2011
パーチナ Pacina 2013
ロンケット Barbacario, Roncketto 1993
ヴィナージュ Trinchero Vinage 2015
ヴァルポリチェッラ・ターゾ Villa Bellini, Valpolicella Taso 2011
食後に、山下公園の夜景を鑑賞してからホテルへと戻りました。
続く・・・。
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