2021年01月11日

鏡開きと冬の昆虫

今日は鏡開き。
ぜんざいをいただきました。
鏡開きと冬の昆虫

買い物以外の外出は控えていますが、人と接しなければ安全なので、1時間ほど、ひと気のない山を散策にでかけました。
マスク着用でカメラを持って昆虫撮影です。

冬にしか姿を見せない、冬尺と呼ばれる蛾がお目当て。
フユシャクという名は、冬に出るシャクガのこと。
シャクガというのは、幼虫が尺取り虫の蛾です。

夜に光がともる電柱を見て回ると、見つかります。
鏡開きと冬の昆虫
出た!ナミスジフユナミシャク。

シャクガ科、ナミシャク亜科の冬尺。1月頃、よく見かけます。
一時期、コナミフユナミシャクとオオナミフユナミシャクの2種に分かれて、外見ではほとんど区別がつかないのでお手上げ状態でしたが、結局どちらも同種であるとわかって、もとの1種に戻りました。
種がわかれたり、くっついたり・・・蛾の分類というのはそれほど難しいのです。

こちらもフユシャクの一種、シロオビフユシャク。
鏡開きと冬の昆虫
最もポピュラーな冬尺の一種です。

今日は珍客とも遭遇しました。
鏡開きと冬の昆虫
ウシカメムシ。
珍種の部類です。

ウシ年なのでウシカメムシは縁起がいい!?

1990年代にも同じ場所で見たことがありましたが、それ以来の再開。
左右につきだした突起が、牛の角のように見えます。それが名前の由来なのでしょう。
鏡開きと冬の昆虫
かっこいいカメムシです。
実はうちの庭にも3回出没しました。
九州ではわりと見る機会が多いです。

そしてこちらはミナミトゲヘリカメムシ。
鏡開きと冬の昆虫
暖かい地方に住むカメムシで、割と寒さに強いのか、冬場でもときどき見かけます。

いろいろ虫の姿を撮影できたいい一日でした。


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