Wine Days 2012

クリスマスなのでシャンパンを開けよう！と思い、セラーの中から1本抜栓しました。


ランソン・ブラックラベル・ブリュット LANSON BLACK LABEL BRUT。
ノンヴィンテージ・シャンパーニュで、最も古いシャンパンの造り手の一つです。

出勤前に冷やしておくのを忘れたので、15℃管理のワインセラーから出したのは仕事から帰った後。
それでも充分でした。

色はほんのり黄金色～麦わら色。
グラスに注ぐと見事な泡立ちです。
泡がはじけるのといっしょにアロマがほとばしります。これが実に見事。フルーティでみずみずしく生命感があります！！リンゴや梨、花、トースト。
果実の酸の溌剌さが際立っているこのランソンは、他のシャンパーニュのほとんどで行われているマロラクティック発酵が行われないことが特徴の一つ。それゆえ果実らしさを生かしたこだわりが見えるのですね。

飲んでみると、フレッシュな酸が全面に感じられ、それでいて熟成によるまろやかさと芳醇さがあって、辛口ですがきつくありません。リリース前に3年のボトル内熟成が行われているシャンパンです。（通常のシャンパンの法的要求は15か月。）

シャルドネ種のみで作られる超辛口のブラン・ド・ブランとは対照的な柔らかさもあります。ちなみにセパージュは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエのブレンド。

チキンやグラタンとともに、1本あっという間に飲んでしまいました。