2005年01月31日
パリ5日目:ベルサイユ宮殿~エッフェル塔
今日は地下鉄と電車を乗り継いでベルサイユまで向かおう。
オペラOperaから地下鉄でアンヴァリッドInvalidesまで行き、そこから電車に乗り換えてヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュVersailles R.G.まで向かうのだが、実は乗換え方法がまるでわからない。
読み方不明のプラットホーム表示板とにらめっこしていると、行き先がいろいろあって間違った電車に乗るととんでもないところに行ってしまうことがなんとなく理解できた(笑)。
憶測で表示板を理解・・?したつもりになって、目的地に行くであろう電車に乗り込んだ。
電車のシートはなかなかよいすわり心地。
ただし治安の悪さを反映しているのか、イスや窓ガラスに落書きが目立つ。
東京の電車では見られないことだ。
終点のベルサイユ駅下車。
駅からベルサイユ宮殿をめざす。
この四角い窓の並ぶ建物がそれだ。
入り口にあったルイ14世の騎馬像。ベルサイユ宮殿を建てた人物だ。
さて、入り口はあそこだな・・・・
えっ!?
ベルサイユ宮殿は月曜日は休館日です。皆さん気をつけましょう。行っても中に入れません!!
建物の外で記念撮影して引き返すことに・・・(T.T;)
いやいいやそれでは納得できず、せめて中を覗こう~、と、入り口の窓から館内を覗き撮影してきました。
床面のトーンがきれいです。館内も外も。
今日のランチはベルサイユ駅前のマクドナルドに飛び込んだ。
ハンバーガーは、パテが日本よりもこんがり焼かれていた他は同じ。
紅茶は、カップの中は単なるお湯が入っていて、自分でティーバッグで紅茶を入れるシステムになっていた。
ホテルの朝食でもそうなっていたのでフランスではそれが当たり前なのだろうか。
ハンバーガーも紅茶も1ユーロであった。
予定より早くベルサイユ観光が終わってしまい、再び電車に乗りこんでパリ市内へ。
シャン・ド・マルス・トゥール・エッフェル Champs de Mars-Tour Eiffel 駅で下車。
目の前にはエッフェル塔が聳え立つ。
記念撮影を存分に済ませ、ここからホテルまでぶらぶら歩いて帰ろう。
パリ市内では縦列駐車の光景が至るところで見られる。
写真のように車間距離はわずかしかない。小さな車ばかりとは言え器用に入れるものだ。
ここが有名な凱旋門。現在上部を改装工事中。
凱旋門からシャンゼリゼ通りを歩く。道沿いには様々なお店が並んでいる。
ルイ・ヴィトン本店。ビルに巨大なバッグが・・・。
シャンゼリゼ通りにあるモノプリ MONOPRIX というスーパーマーケットに入って買い物。
フランスの食材に目うつりしてしまう。
下の写真はすべて茸の瓶詰め。何種類もの茸たちの誘惑に負けて、セップ茸の瓶詰めを購入。
どうやら貴重なキノコらしい。
マドレーヌ地区まで戻ってきて、道を尋ねるついでに入ってみたワインショップ。CAVE DE LA MADLAINEと書かれている。
洒落た店構えだが、お店の方も親切に対応してくれて、ブルゴーニュの白ワインを1本購入。特価になっていたものだ。
ルイ・ジャドのオーセイ・デュレス1997.15ユーロくらいで買えた。
購入時に、すぐ飲むのかと聞かれて、日本まで持ち帰るつもりと答えると、輸送後は最低1ヶ月休ませてのむべしと言ってくれた。さらに抜栓後1時間くらいすると香りがぐんぐん開いてくると教えてくれた。ワインを大切に扱ってくれる店員さんの存在は日本では貴重だが、ワイン王国フランスではあたりまえに存在するものだなあと実感した。いい国だなぁ。嬉しいなぁ。
このあと、レゾナンスという雑貨屋さんへ。ガイド本で紹介されていて探していた店なのだが、その本の地図が間違っていていくら探してもたどり着けず、上のワインショップで道を尋ねたのであった。
なんとかたどりついて、店内をいろいろ物色していると、なんという偶然か、2日前にクリニャンクールの蚤の市で、アンティークのソムリエナイフなどを買った店で見せてくれた本を発見!(上の写真)
これは買うしかない!
と運命的再会に感激しながら衝動買い。この本を見ているとアンティークのコルクスクリューへの興味がふつふつとわいてくる。また蚤の市に行って、上の写真の真ん中のタイプなども手に入れたくなってきた。
さんざん歩いて足が棒になってきたが、最後の寄り道。ラヴィニアへ。
先日休みだったという日本人ソムリエールの方も今日はいらっしゃった。日本には入っていないワインなどないかと尋ねてみると、数が少ないものなら、と薦めてくださったのが、下のコーナーのワイン。見ると、ビオディナミで有名なドメーヌ・シャソルネだ。
この作り手はサン・ロマンを拠点とする注目すべきビオビオワインドメーヌなので、サン・ロマン・レ・スーショ2002をさっそく購入。30ユーロくらいだったかな。
ワインショップを出ると、嫁さんがめざとくチョコレートのブランド店、ラ・メゾン・デュ・ショコラ LA MEISON DU CHOCOLAT を発見して吸い込まれていった。
ここで土産用のチョコと自分用のチョコを購入。高価なチョコだが、味わいが複雑で後を引く風味と深いコクがおいしい。
そしてまもなくホテルに到着。
ふう~足がぱんぱんだ~
休むまもなく、ディナーの店へ。
ル・スフレ LE SOUFFLE
ここも予約していた店だ。
コース料理は2種類あって、スフレばかりの「スフレずくし」と、普通のコース料理。私は後者を。彼女はスフレずくしを。
スフレとは材料にあわ立てた卵白を混ぜて焼いたもの。フタの部分もふわふわの焼き卵白。
この店のメニューは日本語で書かれているので悩まずにすんだ。
が、オーダーを取りに来るおじさんがせっかち。のんびりワインリストを見ていると何度もせかしにきて困った。
アペリティフは、キール・オー・ブルゴーニュ・アリゴテを。
そしてワインは、最初の2日がボルドー、昨日がシャブリだったので今夜はブルゴーニュの赤をいこうと思い、アルベール・ビショーのシャンボール・ミュジニー1997.
スフレずくしにはサラダがつく。
1品目のスフレ。私のコース料理の1品目も同じスフレだ。モリーユ茸のスフレ。
モリーユ茸は独特の風味がある茸。
2つめのスフレはチーズとシャンピニオン。フタの部分に穴を開けておいしいソースを注ぎ込んでくれる。
3つめのスフレはデザートを兼ねている。チョコレートのスフレ。これはかなり美味かったそうだ。
私の方は2品目のメインがこれ。海鮮料理だが名前は見事に忘れた。
おいしい味付けだったが量が少なかった。フランスに来て初めて「足りないぞ」と感じたほど・・・。
最後にデザート。2つの味のアイスクリーム。てっぺんにはホオズキが乗っている。そういえばスーパーMONOPRIXでもホオズキが食品コーナーで売られていた。フランスでは食べるのだろうか???
これにて、パリツアー最後のディナーが終了。。。
いよいよ明日は日本に帰らねばならない。
もっといたいよ~。
Posted by Winedays at 22:28│Comments(0)
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